T-for-H交換反応における各種ピリジン誘導体の速度論的反応解析と未知のニコチン酸誘導体の反応性推定への応用

書誌事項

タイトル別名
  • Kinetic Reaction Analysis of the Pyridine Derivatives in the T-for-H Exchage Reaction and the Application to the Estimation of the Reactivity of Unknown Nicotinic Acid Derivatives
  • T-for-H コウカン ハンノウ ニ オケル カクシュ ピリジン ユウドウタイ ノ ソクドロンテキ ハンノウ カイセキ ト ミチ ノ ニコチンサン ユウドウタイ ノ ハンノウセイ スイテイ エ ノ オウヨウ
公開日
2014
資源種別
journal article
DOI
  • 10.3769/radioisotopes.63.283
公開者
公益社団法人 日本アイソトープ協会

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説明

トリチウム(3H又はT)が環境中に及ぼす影響と水素を含む化合物との反応性を定量的に評価するために,6-Chloronicotinic Acid又は5,6-Dichloronicotinic AcidとHTO蒸気との間の水素同位体交換反応(T-for-H交換反応)を,50~70℃の温度範囲で固―気系で観測した。得られたデータにA"-McKayプロット法を適用することで,この反応における各官能基の速度定数(k)を求めた。これらのkを相互比較した結果,以下のことが明らかになった。(1) ピリジン誘導体においてCOOH基の反応性はCl基の数や位置の違いに依存しており,次のようになった;(m-位及びp-位のCl基):(p-位のCl基):(Cl基なし)=1.9:1.5:1.0。(2) 未知のニコチン酸誘導体の反応性は,本研究で得られたHammettプロットを使って推定することができる。(3) A"-McKayプロット法を使うことで,官能基を持つ物質においてTの挙動をマスク剤なしで非破壊的,定量的に解析することができる。(4) 本研究で用いられた手法は,物質における官能基の反応性を求めるための手法として役立つことが期待される。

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