照射害虫のESR信号

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タイトル別名
  • ESR Signals of Irradiated Insects
  • ショウシャ ガイチュウ ノ ESR シンゴウ

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抄録

電子スピン共鳴(ESR)法を用い照射害虫の計測を行った。コクゾウムシ(Sitophilus zeamais Motschulsky),コクヌストモドキ(Tribolium castaneum),ノシメマダラメイガ(Plodia interpunctella),タバコシバンムシ(Lasioderma serricone)である。ESR信号はg=2の1本線と,この1本線と同じg値を中心とした6本線であった。1本線の信号は有機フリーラジカル信号由来である。6本線の信号はMn2+の超微細構造線による。照射処理により新規信号は発現しなかった。照射誘導ラジカルの緩和時間(T1とT2)は照射処理前後で変化しなかった。

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参考文献 (16)*注記

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