<sup>137</sup>Csが海産生物に蓄積するメカニズム(2008年度~2010年度)

  • 平良 文亨
    長崎県環境保健研究センター 研究部 環境科 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 放射線医療科学専攻 国際保健医療福祉学研究分野
  • 中村 心一
    長崎県環境保健研究センター 研究部 環境科
  • 濱野 敏一
    長崎県環境保健研究センター 研究部 環境科
  • 山口 仁士
    長崎県環境保健研究センター 研究部 環境科

書誌事項

タイトル別名
  • Biological Concentration Mechanism of <sup>137</sup>Cs in Marine Life(2008 – 2010)
  • 137Csが海産生物に蓄積するメカニズム(2008年度~2010年度)
  • 137Cs ガ カイサン セイブツ ニ チクセキ スル メカニズム(2008ネンド~2010ネンド)
  • Biological Concentration Mechanism of 137Cs in Marine Life(2008 – 2010)

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抄録

玄海原子力発電所周辺で海面養殖されているトラフグを指標に核種分析を実施した結果,トラフグは生育環境において海水を1つの媒介経路として137Csを体内に取り込み,生物濃縮により主に筋肉及び骨に分布・蓄積されることが確認された。137Csをトレーサとした海産生物の核種分析は,人工放射性核種の環境動態を把握するための基礎データとして,極めて有用である。

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被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (27)*注記

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