シルマー試験紙を利用したマウス、ラットおよびイヌにおける涙液分泌量評価
書誌事項
- タイトル別名
-
- A Tear Production Assessment by Using Schirmer Tear Test Strips in Mice, Rats and Dogs
この論文をさがす
説明
市販のシルマー試験紙をマウスには1.5mm幅に、ラットには3.0mm幅に加工(イヌは市販のサイズ:5.0mm)し、涙液分泌量を測定した。また、アトロピンの1mg/kg(マウス、ラット及びイヌ)およびピロカルピンの30mg/kg(マウスおよびラット)あるいは3mg/kg(イヌ)を皮下投与し、その影響を評価した。その結果、いずれの動物種においても、アトロピンでは涙液分泌量の減少が、ピロカルピンでは増加が認められた。以上のことから、市販のシルマー試験紙を動物種に合わせて適切な幅に加工することで涙液分泌量測定が可能となり、眼毒性評価の一助となると考えられた。
収録刊行物
-
- 比較眼科研究
-
比較眼科研究 24 (1-2), 1-2_1-1-2_5, 2005
比較眼科学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679178036096
-
- NII論文ID
- 130005061460
-
- ISSN
- 21858446
- 02867486
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可