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タイトル別名
  • Neural Basis of Eating and Swallowing
  • セッショク ・ エンカ ノ キソ

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抄録

近年脳血管障害の後遺症などで摂食・嚥下機能に障害をもつ患者が増加している。この私たちがふだん何気なく行っている「口から食べて飲む」という行為(摂食・嚥下)は、さまざまな運動要素が連続的・同時進行的に行われる複雑な運動である。また、それに伴いさまざまな感覚情報が生じ、これらは運動制御に利用されたり、大脳で認知され記憶にとどめられる。これらの機能を制御するのが脳であり、摂食・嚥下を営むためには脳のさまざまな部位の活動が必要不可欠である。本稿では摂食・嚥下機能を神経生理学の立場から解説したい。

収録刊行物

  • 化学と生物

    化学と生物 51 (5), 302-309, 2013

    公益社団法人 日本農芸化学会

被引用文献 (2)*注記

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参考文献 (15)*注記

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