-
- 岸田 和明
- 慶應義塾大学文学部
書誌事項
- タイトル別名
-
- Effectiveness and functionality of controlled vocabulary in the Internet age(<Special feature>Controlled vocabulary and thesaurus: the current states)
- インターネット時代における統制語彙の意義と役割
- インターネット ジダイ ニ オケル トウセイ ゴイ ノ イギ ト ヤクワリ
この論文をさがす
説明
本稿では,シソーラスや件名標目表をはじめとする統制語彙に関して,その基本的な機能や限界を整理した上で,インターネットが高度に発達し,サーチエンジンが広く普及した現在における統制語彙の意義と役割について議論する。具体的には,再現率向上および精度向上のための装置としての統制語彙の機能を確認した上で,検索実験や種々の実証研究等で明らかになっている,その限界について述べる。次に,その点を踏まえ,専門的データベースの検索におけるその意義,ウェブなどの全文検索におけるその意義,複数根拠を提供するための表現としての意義について議論する。さらに,今後の可能性として,シソーラスの自動構築や索引語の自動付与,オントロジやフォークソノミーとの関連についても触れる。
収録刊行物
-
- 情報の科学と技術
-
情報の科学と技術 57 (2), 62-67, 2007
一般社団法人 情報科学技術協会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679180720512
-
- NII論文ID
- 110006162453
-
- NII書誌ID
- AN10005857
-
- ISSN
- 21898278
- 09133801
-
- NDL書誌ID
- 8621162
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可