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- 山崎 久道
- 中央大学文学部
書誌事項
- タイトル別名
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- What can we learn from the 25-year-long experience in giving the qualifying examination for a database searcher?(<Special feature>Information Professional: from the past to the future)
- 情報検索能力試験25年の歴史からわかること
- ジョウホウ ケンサク ノウリョク シケン 25ネン ノ レキシ カラ ワカル コト
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抄録
まず,1985年から情報科学技術協会(以下INFOSTA)が実施する情報検索能力試験の受験者数の推移を,同時期の社会状況を示す諸指標と関係付けて分析した。ついで,出題された問題について,5年おきに分析した。その結果,2級の受験者数は,同時期のデータベース業参入企業数や研究開発費の伸び率と相関があり,1級の受験者数は,2級受験者数に1年のタイムラグで同一の傾向を示していることがわかった。問題内容では,中期には検索技術に集中し,開始当初と最近は情報流通全体に出題範囲が伸びている傾向が見られた。今後の方向として,(1)2級を中心に考えること,(2)データベース事業者との共存共栄を図ること,(3)単なるサーチ技術ではなく,より広い情報取り扱いの専門性を試す方向にシフトすること,の3点を指摘した。
収録刊行物
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- 情報の科学と技術
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情報の科学と技術 59 (5), 202-207, 2009
一般社団法人 情報科学技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679182280192
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- NII論文ID
- 110007227120
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- NII書誌ID
- AN10005857
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- ISSN
- 21898278
- 09133801
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- NDL書誌ID
- 10211508
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可