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- 正木 廣行
- 日本大学歯学部総合歯学研究所歯科材料研究部門材料研究室
書誌事項
- タイトル別名
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- A Basic Study on Surface Undulation in Stone Casts : Effects of Impression and Stone Materials and Temperature at Impression Hardening
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説明
模型表面全体の精度を評価する方法として, 表面うねりを採用した.材料は, 2種類のハイドロコロイド系印象材, 3種類のラバー系印象材および2種類の模型材を使用した.リングトレーでアクリル板を印象し, 23℃(室温)および32℃(口腔内温度)で硬化させた印象から模型を作製して, 粗さ計により表面うねりを測定した.またうねり曲線の形態から, 模型表面の変形を凸型, 凹型および混合型に分類した.その結果, 印象材23℃硬化のときハイドロコロイド系印象材による模型よりもラバー系印象材による模型の方が変形が少なかった.印象材硬化時温度の影響はすべての模型で有意を示した.印象材32℃硬化によって, ハイドロコロイド系印象材による模型は変形が減少し, ラバー系印象材による模型は反対に変形が増加した.
収録刊行物
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- 歯科材料・器械
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歯科材料・器械 10 (1), 6-15, 1991
一般社団法人 日本歯科理工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679185092864
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- NII論文ID
- 110002997428
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- ISSN
- 21884188
- 02865858
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可