歯冠補綴用コンポジットレジンの密度, 重合収縮率, フィラー含量および熱膨張係数

DOI 被引用文献5件 参考文献11件
  • 廣瀬 英晴
    日本大学歯学部歯科理工学講座 日本大学歯学部総合歯学研究所生体工学研究部門
  • 川本 善和
    日本大学歯学部歯科補綴学教室III講座 日本大学歯学部総合歯学研究所高度先端医療研究部門
  • 小嶋 太巳
    日本大学歯学部歯科理工学講座
  • 坂口 節子
    日本大学歯学部附属歯科技工専門学校
  • 木村 健二
    日本大学歯学部附属歯科技工専門学校
  • 齊藤 仁弘
    日本大学歯学部歯科理工学講座
  • 吉橋 和江
    日本大学歯学部歯科理工学講座 日本大学歯学部総合歯学研究所生体工学研究部門
  • 松村 英雄
    日本大学歯学部歯科補綴学教室III講座 日本大学歯学部総合歯学研究所高度先端医療研究部門
  • 西山 實
    日本大学歯学部歯科理工学講座 日本大学歯学部総合歯学研究所生体工学研究部門

書誌事項

タイトル別名
  • Density, Polymerization Shrinkage, Filler Content and Coefficient of Thermal Expansion of Composite Resins for Crown and Bridge

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説明

10種類の歯冠補綴用コンポジットレジン(エナメル色, デンチン色)の密度, 重合収縮率, 無機フィラー含量, 無機フィラーの構成元素および重合物の熱膨張係数を測定した.ペーストの密度は1.493〜2.528g/cm3を, 重合物の密度は1.588〜2.561g/cm3を示した.重合収縮率は, 1.17〜5.98vol%を示した.無機フィラー含量は44.9〜88.3wt%を示した.無機フィラーの構成元素は, SiまたはAlが主成分で, それ以外にX線造影性を付与する各種元素(Ba, La, Sr, Zr, Zn)からなっていた.熱膨張係数は, 16.8〜96.4×10-6/℃(30〜80℃)を示した.無機フィラー含量の増加に伴い, 重合収縮率および熱膨張係数は低下した.

収録刊行物

  • 歯科材料・器械

    歯科材料・器械 25 (1), 62-68, 2006-01-25

    一般社団法人 日本歯科理工学会

被引用文献 (5)*注記

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参考文献 (11)*注記

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