大規模都市基盤整備事業からの転換とランドスケープ・アーキテクチュアの役割に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Role of Landscape Architecture in the Project converted from Huge Infrastructure Development
  • 大規模都市基盤整備事業からの転換とランドスケープ・アーキテクチュアの役割に関する研究 : サンフランシスコにおけるOctavia並木通りの事例を通じて
  • ダイキボ トシ キバン セイビ ジギョウ カラ ノ テンカン ト ランドスケープ ・ アーキテクチュア ノ ヤクワリ ニ カンスル ケンキュウ : サンフランシスコ ニ オケル Octavia ナミキ ドオリ ノ ジレイ オ ツウジテ
  • A Case Study of the Octavia Boulevard in San Francisco
  • サンフランシスコにおけるOctavia並木通りの事例を通じて

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説明

本研究ではサンフランシスコのOctavia並木通り事業に対する調査結果から、大規模都市基盤整備事業からの転換におけるランドスケープ・アーキテクチュアの役割について考察した。本研究の成果は以下の通りである。1) 本並木通りの設計に携わったJacobs氏へのインタビュー結果等より、本並木通りの完成に至る事業転換の経緯を明らかにした。2) インタビューに加え、現地踏査と関連資料の精査から、本並木通りのデザイン的な特徴と検討プロセスを明らかにした。3) Octavia並木通りに関わる商業データの分析と先行研究の知見、Hayes Green利用者に対するヒアリング結果から、本並木通りの経済的社会的整備効果を把握した。4)転換におけるランドスケープ・アーキテクチュアの役割として、(1)事業転換に際するコンフリクトからの積極的展開の促進、(2)コンフリクト受容を促す社会的・経済的結節点の創出について示唆した。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 47 (1), 35-43, 2012

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (30)*注記

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