地方都市の商店街活性化におけるまちづくりの担い手の継承とその要因に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Succession of Main Actors and the Factors on Activation in Shopping Street in Local City
  • 地方都市の商店街活性化におけるまちづくりの担い手の継承とその要因に関する研究--水木しげるロードをケーススタディとして
  • チホウ トシ ノ ショウテンガイ カッセイカ ニ オケル マチズクリ ノ ニナイテ ノ ケイショウ ト ソノ ヨウイン ニ カンスル ケンキュウ ミズキシゲル ロード オ ケーススタディ ト シテ
  • 水木しげるロードをケーススタディとして
  • A Case Study at Mizuki Shigeru Road

この論文をさがす

説明

地方都市の商店街ではにぎわいを喪失しており、商業の活性化が課題となっている。長期間にわたる商店街活性化に関する活動や組織の変化を追跡するだけではなく、まちづくりの担い手間の関係に着目することにより、まちづくり活動の担い手の継承の要因について考察した結果、次のように考えられた。(1)1993年以降、担い手となるセクターは、行政組織、地元市民組織、新規市民組織、広域市民組織の順に変遷してきた。(2)担い手が継承されるための要因は、地縁・志縁の担い手間のネットワークや、問題意識および課題解決の方向性が担い手間で共有されること、課題を解決するためのスキルを担い手が提供できること、活動の場としての組織の存続が担保されていること、の4つが考えられた。共通して重要であるのは、志縁の関係が行われるような、実践的な活動が積み重ねられることである。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 46 (3), 487-492, 2011

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (10)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ