非線引き都市計画区域の用途地域外で適用された白地地区計画に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • Study on district plan system applied outside the zoning area in Non-Area Divided City Planning Area
  • ヒセンビキ トシ ケイカク クイキ ノ ヨウト チイキ ガイ デ テキヨウ サレタ シロジ チク ケイカク ニ カンスル ケンキュウ

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説明

本研究では、平成21年3月末までに全国の非線引き白地地域で策定された地区計画(以下、白地地区計画)の全19地区を対象とし、以下の知見を得ることができた。・白地地区計画の一部には、下水道事業等を導入するための事業手法として策定されたものの他、事業導入に指向したことでその制限項目が乏しいものも確認された。・集積や立地といった地理的条件、広範囲に渡る土地利用規制ビジョン、農林調整の問題から、用途地域を規制手法として検討しない、あるいはその指定が先送りされている中で、白地地区計画の役割が期待できる。・白地地区計画は、白地地域全体の将来像を実現する手法としても活用されていた。しかし、広範囲の適用を想定すると、重複指定が原則認められない他法令の指定区域や既存不適格建築物の存在を考慮しなければならない。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 46 (3), 547-552, 2011

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (8)*注記

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