首都圏のフードトラックによるパブリックスペースの利活用の実態に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • The Current Condition of Food Trucks in Revitalization of Public Spaces within Tokyo Metropolitan Area
  • Focusing on the Open Space Management and Business Circumstance of Food Truck Vendors
  • フードトラックの出店形態と空間マネジメントに着目にして

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説明

パブリックスペースとは多種多様な活動を受け入れる都市において重要な空間であり、その質の向上に向けて様々な取り組みがなされている。取り組みの一例として、オープンカフェや屋台等、食を通した屋外での賑わい創出が着目されている。一方で、臨機応変に営業することが可能な移動販売車(以下、フードトラック)も米国をはじめ脚光を浴びるようになり、また、近年では我が国においてもパブリックスペースの簡易的な活用方法として注目され、社会実験を通して実用化に向けた検討がされるようになった。 これらを踏まえ、フードトラックをパブリックスペースの賑わい創出の活用手段として、現状の出店状況や事業者目線からみた空間利用や課題を整理し、今後の政策に繋げることは重要である。 本研究では、フードトラックに着目し、首都圏における出店の現状を把握するにあたり、以下の2点を明らかにする: (1)空間利用許可を踏まえた首都圏における出店傾向(3章) (2)営業形態に応じた空間マネジメントの課題(4章) 以上より、今後パブリックスペースにてフードトラックを活用していく上でのマネジメントの知見を提示する。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 51 (3), 627-633, 2016-10-25

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (1)*注記

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