群馬県大泉町における日系ブラジル人の定住化に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the Japanese-Brazilian Settlement in Ooizumi-Machi, Gunma Pref.
  • 群馬県大泉町における日系ブラジル人の定住化に関する研究--空間構造と社会構造の変容から
  • グンマケン オオイズミマチ ニ オケル ニッケイ ブラジルジン ノ テイジュウカ ニ カンスル ケンキュウ クウカン コウゾウ ト シャカイ コウゾウ ノ ヘンヨウ カラ
  • 空間構造と社会構造の変容から
  • Through the observation of the town spatial and social stucture shift

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説明

本研究では、自治体主導で日系ブラジル人受け入れを行い、外国人割合が全国一高い自治体として知られる群馬県邑楽郡大泉町を対象とし、今後の共生のあり方を模索するために、日系ブラジル人の定住化により従前からの空間構造と社会構造がどのように変容してきたのかを明らかにすることを目的とする。研究の方法としては、ヒアリング調査、文献調査、実地調査による。結論は以下である。1.町全体の空間構造としては、集住の進行および外国人店舗の増加など分離が進んでいる。しかし行政地区などのより小さな空間単位では協働が進んでいる。2.社会構造に見られた変化は町全体にわたる組織や取組から地区別やテーマ別の小さな組織取組への移行である。3.上記の2点より大泉町では空間的な分離が好ましくないものとしてではなく、より積極的に捉えられている。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 44.3 (0), 139-144, 2009

    公益社団法人 日本都市計画学会

参考文献 (11)*注記

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