歩行者交通に着目した地方都市中心市街地の利用形態について

書誌事項

タイトル別名
  • An Approach to the Utilization of Pedestrian at the Downtown in Local City
  • 歩行者交通に着目した地方都市中心市街地の利用形態について--いわき市平中心市街地を対象として
  • ホコウシャ コウツウ ニ チャクモク シタ チホウ トシ チュウシン シガイチ ノ リヨウ ケイタイ ニ ツイテ イワキシ タイラ チュウシン シガイチ オ タイショウ ト シテ
  • いわき市平中心市街地を対象として
  • Case Study on Taira Downtown in Iwaki City

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抄録

本研究の目的は、駅前再開発事業が進捗中のいわき市平中心市街地を対象として、歩行者移動特性を明らかにすることである。対象地域の利用状況を把握することを目的として実施した歩行者交通量調査の結果、通りの形態による利用状況の違いや駅前に集中する傾向等,属性別にみる通りや中心市街地全体における交通量の分布と特性を示すことができた。また、歩行者追跡調査による立ち寄り先に関する分析の結果、属性別にみる拠点施設を把握することができ、交通量調査の結果を確認することができた。さらに、追跡調査のデータを立ち寄り回数と滞留時間、滞在時間より分析した結果、属性や曜日により利用状況が異なることを把握することができ、拠点施設を中心とした行動のパターン化を示すことができた。そこでは、属性別に回遊行動のある移動特性を示すことができた一方で、共通のパターンを抽出することができた。拠点施設間の連携強化やパターンの充実化を図ることが、課題である活性化に繋がるということができる。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 44.1 (0), 11-19, 2009

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (9)*注記

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