大阪市聖天山地区を事例とした風致地区制度と緑地景観の保全に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A study of the relationship between Scenic District and conservation of greenery in the case of Shoutenyama district in Osaka City
  • オオサカシ ショウテンヤマ チク オ ジレイ ト シタ フウチ チク セイド ト リョクチ ケイカン ノ ホゼン ニ カンスル ケンキュウ

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説明

本研究では、大阪市聖天山地区を事例として、住宅地の良好な緑景観の保全に対する風致地区制度や地形等の環境特性の影響を探った。その結果、戦前から現在まで保存された緑被地は約3.0haであり、戦前の緑被地面積の12.1%のみである。一方、約16.5haの緑被地がこの間に発生している。規制規準を持たなかった戦前の風致地区と比較して現在の風致地区の方が緑被地の保存に効果があった。急傾斜地は緩傾斜地と比較して緑が保存されやすく、また、大規模街区の方が小規模街区に比べ緑は保全されやすいこと等が分かった。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 43.3 (0), 661-661-666, 2008

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (5)*注記

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参考文献 (12)*注記

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