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- 高柳 誠也
- 東京大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- Relationship between population change and land use change used by land use subdivision mesh data
- Focusing on population density and rate of population change
- メッシュ人口密度・メッシュ人口変化率に着目して
説明
人口減少社会に入り,今後の国土計画・土地利用計画においては人口減少に対応することが不可欠である.そこで,国土数値情報土地利用細分メッシュデータと国勢調査人口メッシュデータを結合したデータベースを構築し,人口密度や人口変化率に応じて土地利用類型の変化および残存の傾向を把握した.また,無住化地域における土地利用変化(残存)傾向についても分析した.その結果,建物メッシュは人口密度が高く,人口減少が少ない地域において残存率が高い傾向があり,農用地メッシュは人口密度が低く,人口減少が著しい地域においても他の類型に比べて残存率が高い傾向があること,また田メッシュは一定の人口密度,人口変化(減少)率において残存率が極大値をとることを指摘した.無住化地域では,建物メッシュにおいても半数以上は土地利用が残存しており,空き家などが生じていることが推測されることを指摘した.
収録刊行物
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- 都市計画論文集
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都市計画論文集 52 (3), 459-466, 2017-10-25
公益社団法人 日本都市計画学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679192306944
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- NII論文ID
- 130006179744
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- ISSN
- 21850593
- 09160647
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可