都市・地域計画の観点からみた「平成の市町村合併」の評価に関する一考察

書誌事項

タイトル別名
  • A Study on the evaluation of Municipalities' Consolidation from the perspective of urban and regional planning
  • 都市,地域計画の観点からみた「平成の市町村合併」の評価に関する一考察--「合併」と「連合」の相違に着目して
  • トシ チイキ ケイカク ノ カンテン カラ ミタ ヘイセイ ノ シチョウソン ガッペイ ノ ヒョウカ ニ カンスル イチ コウサツ ガッペイ ト レンゴウ ノ ソウイ ニ チャクモクシテ
  • 「合併」と「連合」の相違に着目して
  • focusing on the difference between "Union" and "Consolidation"

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抄録

1990年代に、日本では、都市・地域計画の主体として広域連合制度の活用が期待されたが、その後中央政府により市町村合併が強力に推進された。本論では、都市・地域計画の観点から「平成の市町村合併」を評価することを目的とする。そのために「合併」と「連合」の相違に着目して、(1)圏域、(2)合併前後の都市・地域計画の変化、(3)主体、(4)都市内分権の4つの評価視点を設定した。結論として、(1)では、合併区域は実態の都市圏と整合する形では行われていないこと、(2)(3)(4)ではさいたま市の事例から、広域的観点からの地域整備が行えるようになった一方で、地区レベルの住民の意思の反映等が課題であることがわかった。

収録刊行物

  • 都市計画論文集

    都市計画論文集 42.3 (0), 847-852, 2007

    公益社団法人 日本都市計画学会

被引用文献 (5)*注記

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参考文献 (22)*注記

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