多発直腸潰瘍が先行しループス腸炎へ進展した全身性エリテマトーデスの1例

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  • MULTIPLE RECTAL ULCERS FOLLOWED BY LUPUS ENTERITISIN A PATIENT WITH SYSTEMIC LUPUS ERYTHEMATOSUS

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説明

症例は63歳,全身性エリテマトーデスの女性.2年前に排便困難,下腹部痛が出現し,大腸内視鏡検査にて直腸に多発潰瘍を認めた.局所療法としてエカベトナトリウム注腸,プレドニン注腸等を行い,症状・潰瘍は改善した.今回下腹部痛の出現,直腸潰瘍の増悪により入院.症状改善せず,腹膜刺激症状の出現,CT所見にてループス腸炎と診断した.ステロイドパルスおよびエンドキサンパルス療法により改善した.

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参考文献 (19)*注記

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