書誌事項
- タイトル別名
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- CUTANEOUS CROHN'S DISEASE WITH ISOLATED COLONIC INVOLVEMENT DIAGNOSED IN THE EARLY PHASE ON SKIN BIOPSY
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抄録
28歳女性.主訴は発熱,下痢で両下肢に有痛性結節性の紅斑を認めた.大腸内視鏡では横行結腸を中心に浅い縦走潰瘍を認めた.生検では陰窩膿瘍を伴う高度の炎症細胞浸潤がみられ,炎症性腸疾患の像であったが,肉芽腫性病変はなくCrohn病の確定診断に至らなかった.一方,足背の皮膚生検では皮下脂肪織に類上皮肉芽腫を認め,Crohn病の診断を支持する所見であった.Crohn病を疑い皮膚症状を伴った場合,早期の皮膚生検が診断に有用である.
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 52 (3), 419-425, 2010
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679194453120
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- NII論文ID
- 10026909799
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- NII書誌ID
- AN00192102
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可