書誌事項
- タイトル別名
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- A CASE OF DELAYED COLONOSCOPIC PERFORATION WITH RETROPERITONEAL HEMATOMA
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抄録
症例は57歳の女性.大腸内視鏡検査後から右腹部の膨満感が持続していた.検査後17日目に右腹部の腹膜刺激症状と腹腔内遊離ガス像を認めたので,消化管穿孔を疑い手術を施行した.肝彎曲近傍の後腹膜に血腫を認め,血腫より口側の上行結腸が著明に拡張し穿孔しており,右半結腸切除+回腸人工肛門造設術を施行した.本症例は後腹膜血腫が契機と考えるが,大腸内視鏡検査後は遅発性大腸穿孔も考慮し,慎重な経過観察が重要である.
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 51 (12), 3092-3097, 2009
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679195493248
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- NII論文ID
- 10026909244
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- NII書誌ID
- AN00192102
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可