食道に縦走性病変を認めた進行胃癌による食道転移の1例

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  • A CASE OF GASTRIC CANCER WITH METASTASIS TO THE ESOPHAGUS

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抄録

症例は64歳,男性.現病歴は,平成19年3月に多発性肝転移を伴う胃癌にて紹介.内視鏡検査にて,胃体部に4型進行胃癌を認め病理組織検査にて,低分化腺癌であった.平成19年4月より化学療法を開始したが,12月に内視鏡検査を施行し胃病変の進展および下部食道に縦走する約4mmの発赤調の結節性病変を多数認め,病理組織検査にて胃癌の食道転移と診断した.稀な形態を呈した進行胃癌の食道転移の1例を認めたため報告する.

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