咽喉食道疾患に対するELPS(Endoscopic laryngo-pharyngeal surgery)のコツ
書誌事項
- タイトル別名
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- ENDOSCOPIC LARYNGO-PHARYNGEAL SURGERY (ELPS) FOR SUPERFICIAL CARCINOMA OF THE PHARYNX AND CERVICAL ESOPHAGUS
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説明
近年,咽喉頭領域の表在癌が多く発見され,表在咽喉頭癌の診断,治療は非常に注目されている.われわれは表在咽喉頭癌に対する治療として,彎曲型喉頭鏡にて喉頭展開し,経口的に鉗子や電気メスを挿入して,内視鏡補助下に上皮下層剥離を施行するELPS(endoscopic laryngo-pharyngeal surgery)を開発し,施行してきた.咽喉頭癌に対する内視鏡治療の最大の利点は,臓器温存が可能なこと,術後のQOLが高いことであることから,この領域は他の臓器と比較しても内視鏡治療のメリットが大きいと考えられる.ELPSは表在咽喉頭癌に対する内視鏡治療として,安全かつ確実に施行することができる.
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 56 (1), 64-70, 2014
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679198191360
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- NII論文ID
- 130003395950
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可