書誌事項
- タイトル別名
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- Survey on the Quality of Commercial Nigari (Crude Magnesium Chloride [Sea Water])
- シハン ニ ガリ ソセイ カイスイ エンカ マグネシウム ノ ヒンシツ チョウサ
- 情報ひろば 受賞者講演の概要 食品から検出された農薬等の分解物に関する食品衛生学的研究(平成18年度日本食品衛生学会学術貢献賞)
- ジョウホウヒロバ ジュショウシャ コウエン ノ ガイヨウ ショクヒン カラ ケンシュツ サレタ ノウヤク トウ ノ ブンカイブツ ニ カンスル ショクヒン エイセイガクテキ ケンキュウ ヘイセイ 18ネンド ニホン ショクヒン エイセイ ガッカイ ガクジュツ コウケンショウ
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説明
市販にがり17試料を対象として含有成分の分析を行い,第8版食品添加物公定書規格(案)と比較した.その結果,食品添加物「粗製海水塩化マグネシウム」の表示がある15試料中自主規格案のすべての規格値を満たしているものは5試料のみであった.さらにFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)で提案されている食品添加物規格における重金属の限度値まで分析することを目的とし,PbおよびCdについてキレート剤を用いた溶媒抽出,原子吸光分析法を検討した結果,限度値よりさらに低い (Pb: 0.5 μg/g, Cd: 0.05 μg/g) レベルまでの定量が可能となった.Ca, SO42-含量比から製造法を推測したところ,イオン交換膜法で製造されたにがりは,2試料のみで残り15試料は蒸発法によると推測された.今回の試料についてはいずれの製造法でも重金属類による汚染はないと考えられた.
収録刊行物
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- 食品衛生学雑誌
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食品衛生学雑誌 47 (6), 296-301, 2006
公益社団法人 日本食品衛生学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679200420608
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- NII論文ID
- 10018572087
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- NII書誌ID
- AN00117741
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2sXhtlGns7Y%3D
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- ISSN
- 18821006
- 00156426
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- PubMed
- 17228797
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可