LC/MS/MSによるツキヨタケおよび食中毒原因食品中のilludin Sの分析
書誌事項
- タイトル別名
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- Determination of Illudin S in Omphalotus guepiniformis and Foods that Caused Food Poisoning by Liquid Chromatography with Tandem Mass Spectrometry
- LC MS MS ニ ヨル ツキヨタケ オヨビ ショクチュウドク ゲンイン ショクヒン チュウ ノ illudin S ノ ブンセキ
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抄録
LC/MS/MSを用いてツキヨタケおよびその食中毒原因食品に含まれるilludin Sの定量法を開発した.試料をメタノールで抽出し,Oasis HLBを用いて精製し,LCのカラムにはInertsil ODS-3を使用し,移動相には0.1%ギ酸-メタノール(7 : 3)を用いた.MS/MSの条件はESIポジティブモード,測定はMRMモードで行った.本法では他のキノコに添加した場合のilludin Sの回収率は84~94%で,検出限界は0.08~0.10 μg/gであった.食中毒原因食品からilludin Sの測定は可能であり,食中毒食品を想定したキノコ汁についてはilludin Sの回収率は74.8%であった.本法はツキヨタケおよび食中毒原因食品中のilludin Sの分析に有用な方法である.
収録刊行物
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- 食品衛生学雑誌
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食品衛生学雑誌 50 (4), 167-172, 2009
公益社団法人 日本食品衛生学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679200915200
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- NII論文ID
- 130000135385
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- NII書誌ID
- AN00117741
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- ISSN
- 18821006
- 00156426
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- NDL書誌ID
- 10423811
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可