食品用金属製器具の材質中鉛試験法
書誌事項
- タイトル別名
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- Test Method for Lead in Metal Utensils for Food Contact Use
- ショクヒン ヨウキンゾクセイ キグ ノ ザイシツ チュウ ナマリ シケンホウ
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説明
金属製品の材質中鉛試験法を確立した.測定法としてフレーム-原子吸光分析(AAS)法,フレームレス-原子吸光分析(GFAA)法,誘導結合プラズマ発光分析(ICP)法および蛍光X線分析(XRF)法の比較を行い,試験溶液の調製法についても検討を行った.試料 100 mg を精秤し,塩酸・硝酸(3 : 1)混酸(チタンは塩酸)を 2.5 mL 加えて溶解した.これに水を加えて 50 mL としたものを試験原液とし,0.1 mol/L 硝酸で適宜希釈して試験溶液とした.鉛を0.1% 添加したときの回収率は90~118% と良好であった.鉛を0.0098~0.11% 含有する標準物質を測定したところ,各定量値は認証値とほぼ近い値を示した.本法はアルミニウム,鉄,ステンレス鋼,銅,スズ,チタン製品に適用でき,AAS法,GFAA法,ICP法ともに鉛試験法として適用可能であった.また,XRF法はスクリーニング法または簡易定量法として有用であった.ICP法を用いて市販金属製器具22検体の鉛含有量を測定したところ,6検体から0.011~0.040% の鉛が検出された.
収録刊行物
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- 食品衛生学雑誌
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食品衛生学雑誌 52 (1), 10-17, 2011
公益社団法人 日本食品衛生学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679204741120
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- NII論文ID
- 130000671805
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- NII書誌ID
- AN00117741
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- ISSN
- 18821006
- 00156426
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- NDL書誌ID
- 11033288
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可