ケイ酸資材を混合した育苗培土が 春播き野菜苗の品質に及ぼす影響

  • 髙柳 春希
    滋賀県立大学大学院環境科学研究科環境動態学専攻
  • 西田 隆義
    滋賀県立大学大学院環境科学研究科環境動態学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Influence of Nursery Soil Mixed with Silicic Acid on Quality of Spring Seedlings of Vegetables
  • ケイサン シザイ オ コンゴウ シタ イクビョウ バイド ガ ハル マキ ヤサイ ナエ ノ ヒンシツ ニ オヨボス エイキョウ

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説明

ケイ酸はイネの生産性向上に役立ち,ケイ酸を含有するゼオライトは野菜類の培土として利用されている.しかし,ゼオライト等のケイ酸資材の施用が野菜類の初期生育に及ぼす影響を評価した知見は少ない.そこで本研究ではセル成型苗の品質に対するケイ酸資材の影響を,インゲンマメ,トウガラシ,レタス,ブロッコリー,キャベツ,トマト,ナスの7作物を用いて検討した.調査の結果,ケイ酸資材の施用は様々な作物のセル成型苗の茎径,葉色,根張り,葉の直立性を向上させたが,レタスの苗質に影響を与えなかった.

収録刊行物

  • 農作業研究

    農作業研究 52 (2), 77-82, 2017

    日本農作業学会

参考文献 (3)*注記

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