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- 鈴木 哲也
- 京都大学学術出版会
書誌事項
- タイトル別名
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- Can the university presses show its rasion d'etre? Through consideration of the efforts of Kyoto University Press (<Special feature>Publishing role in the scholarly communication)
- 大学出版部は存在意義を示せるか--京都大学学術出版会の取り組みから
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説明
出版不況の中にあって,我が国の大学出版部は,一見,活性化しているようにみえる。もちろんこの背景には,この10年来の大学改革と学術研究における競争状況がある。しかし研究の現場では,「真の研究成果の公開」が,実は等閑視されているという苛立ちが強い。大学出版部は,今こそ,「高いImpact Factorを持つメディア」たるべく求められているのだ。本稿では,主として京都大学学術出版会における英文書の刊行と新技術の活用の事例を具体的に取り上げながら,こうした要請に答えようとする大学出版部の活動を紹介する。そして,大学出版部を「学術情報の流通」のコアとして位置づけた取り組みが必要であると述べる。
収録刊行物
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- 情報の科学と技術
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情報の科学と技術 53 (9), 423-428, 2003
一般社団法人 情報科学技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679209489152
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- NII論文ID
- 110002826865
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- NII書誌ID
- AN10005857
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- ISSN
- 21898278
- 09133801
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- NDL書誌ID
- 6661707
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可