電子美術館における内容検索 (特集:画像・イメージ情報へのアクセス)

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タイトル別名
  • Special feature : Access to visual information. Content-based image retrieval methods for electronic art gallery
  • 電子美術館における内容検索
  • デンシ ビジュツカン ニ オケル ナイヨウ ケンサク

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抄録

本稿では,画像の内容検索を実現する視覚的対話機能の一般的な枠組みを紹介する。具体例として絵画を対象に,画像・画像型の客観的規準による例示画検索,文字・画像型の主観的規準による感性検索のアルゴリズム等を紹介する。例示画検索では,絵画の構図に相当する概略画を,人間の視覚特性を考慮した画像処理により作成し,概略画索引とした。利用者が提示するラフスケッチとの柔らかなマッチングにより,オリジナルの絵画や類似の構図の絵画を検索する。感性検索では,利用者の感性モデルを,印象語間の相対的関係,印象語と絵画の色彩特徴の相関等を多変量解析を用いた統計学習で構築する。利用者が,主観的な印象語を提示すると,それに相応しい色彩の絵画を推定して検索する。

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参考文献 (16)*注記

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