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- 小木曽 哲
- 京都大学大学院人間・環境学研究科相関環境学専攻
書誌事項
- タイトル別名
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- Ocean Island Basalts in Polynesia, South Pacific
- The 100s : Significant Exposures of the World(No. 9)Ocean Island Basalts in Polynesia, South Pacific : Products of Magmatism Caused by Superplume Activity
- Products of Magmatism Caused by Superplume Activity
- ―スーパープルームによって引き起こされた火成活動の産物―
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抄録
南太平洋ポリネシア地域には,ホットスポットが狭い領域に集中しており,また,スーパースウェルと呼ばれる,大規模な海洋底の高まりがみられる。ポリネシア直下のマントルには,地震波低速度領域がマントル最下部から最上部に至るまで広がっており,マントル最下部からスーパープルームが上昇してきていることを示している。このスーパープルームの活動が,ホットスポットの集中やスーパースウェルの原因と考えられる。ポリネシアホットスポットで形成された火山島にはおもに玄武岩質の溶岩が噴出しており,それら玄武岩類の放射性元素の同位体組成はきわめて多様である。このような地球化学的特徴は,ポリネシアの玄武岩の起源マントル物質に,沈み込んだ地殻物質が含まれていることで説明できる。つまり,ポリネシアの玄武岩類は,スーパープルームの活動によって引き起こされたマントル内での大規模な物質循環の産物であるといえる。
収録刊行物
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- 地学雑誌
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地学雑誌 122 (3), 539-545, 2013
公益社団法人 東京地学協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679215270912
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- NII論文ID
- 130003373654
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- NII書誌ID
- AN00322536
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- ISSN
- 18840884
- 0022135X
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- NDL書誌ID
- 024773177
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可