マレーシアのサトウキビ・イネの植物体に見いだされた糸状菌群集の多様性解析(アジア地域との微生物研究のネットワーク-アジア微生物の多様性解明と有用機能の開発-,シンポジウム)
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- 青木 孝之
- 農業生物資源研究所
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- Salleh Baharuddin Bin
- School of Biological Sciences, Universiti Sains Malaysia
書誌事項
- タイトル別名
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- Analyses on the diversity of fungal communities found on sugarcane and rice plants in Malaysia(Asian Network on Microbial Research: Microbial Resources and their Utilization in Asia,Symposium)
- マレーシアのサトウキビ・イネの植物体に見いだされた糸状菌群集の多様性解析
- マレーシア ノ サトウキビ イネ ノ ショクブツタイ ニ ミイダサレタ シジョウキン グンシュウ ノ タヨウセイ カイセキ
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抄録
1995年〜1999年にサトウキビ及びイネ植物体上の糸状菌群集の多様性をマレーシアで調査した。1995, 1996年はマレーシア半島3地点でサトウキビ葉身を採取し,その加齢段階に沿った糸状菌類の出現・変遷と採取地点間,採取時期(乾期・雨期)間の比較を行った。1997, 1998年は対象をイネに変え,半島北部における開花期及び収穫期植物体上における糸状菌群集の比較を行った。サトウキビ葉身では,各試料共に各加齢段階における出現菌種の組合せは連続的に変化し,同一地点間では出現種数は乾期より雨期の試料で多かった。イネ植物体上では草丈の上下方向に沿い出現菌種の組合せが連続的に変化し,菌種の垂直分布に差を示した。植物病原菌や熱帯系糸状菌種が多数含まれ,宿主作物への潜在的感染状況を把握した。サトウキビ上の糸状菌群集について,生態理論に基づき多様「生解析を試みた。geometricモデルでは調査の実測値と理論値の問に乖離があったが,葉身上の糸状菌群集が少数の高頻度出現菌種と多数の低頻度出現菌種からなることを示した。log-normalモデルでは実測値は理論値と良く対応し,各調査地点の糸状菌群集につき存在種数の推計を行ったところ,実測値よりやや大きい数字となった。
収録刊行物
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- 土と微生物
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土と微生物 55 (2), 81-91, 2001
日本土壌微生物学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679230350208
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- NII論文ID
- 110009468080
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- NII書誌ID
- AN00352796
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- ISSN
- 21896518
- 09122184
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- NDL書誌ID
- 5998155
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可