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- 八木下 晃司
- Department of Geology, Northern Illinois University
書誌事項
- タイトル別名
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- POSSIBLE MECHANISM OF SUBMARINE SLIDING AND ITS ASSOCIATED MINOR SLUMP FOLD
- 海底地辷りとそれに供う小褶曲の形成機構〔英文〕
- カイテイ ジスベリ ト ソレニ キョウウ ショウ シュウキョク ノ ケイセイ
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抄録
海底地辷りの形態が最近次々と明らかにされつつある.これらの地辷り体(blockあるいはsheet状)は厚さが極めて薄く,しかも相当に長いことが特徴的である.また,海底堆植物は一般に軟弱であると考えられるにもかかわらず,地辷り後も地層面等はさしたる変形も受けず良好に保持されている場合が多い.このような事実は辷り面にかなり高い間隙水圧が存在したと考えると,物理的にも合理的な解釈ができる.さて,野外で観察されるいわゆる海底地辷り褶曲のなかには表層辷りによるものでなく,明らかに被覆層の引きずりにより形成されたと考えられるものが多数ある.このような引きずり型褶曲は上記のような地辷り体(規模の程度の差はあろうが)の引きずりにより形成されたと見なす事もできよう.ことに劈開面ないしそれに類似した顕著な異方性をもつ堆積構造は,高い間隙水圧の存在が必要であったとされるのでこのような解釈が妥当である.
収録刊行物
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- 地球科学
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地球科学 31 (5), 179-192, 1977
地学団体研究会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679242460288
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- NII論文ID
- 110007090657
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- NII書誌ID
- AN00141269
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- ISSN
- 21897212
- 03666611
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- NDL書誌ID
- 1844495
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可