瀬戸内海東部鳴門海峡海底産ナウマンゾウ臼歯化石の特徴(<特集>日本および周辺域の長鼻類化石研究の現状)

書誌事項

タイトル別名
  • Characteristics in molar fossils of Naumann's elephant from the Naruto Straits, the eastern part of Seto Inland Sea, Japan.(<Special issue>Recent Progress in Studies on Japanese Proboscidean Fossils)
  • 瀬戸内海東部鳴門海峡海底産ナウマンゾウ臼歯化石の特徴
  • セトナイカイ トウブ ナルト カイキョウ カイテイサン ナウマンゾウ キュウシ カセキ ノ トクチョウ

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説明

徳島県立博物館に所蔵されている鳴門海峡海底産ナウマンゾウ第3大臼歯化石を,備讃瀬戸・釈迦ヶ鼻沖・野尻湖産の標本と形態・計測値の両面で比較した.その結果,鳴門標本は野尻湖産標本よりやや小型で,菱形歯突起が比較的発達することがわかった.しかし,鳴門海峡標本と釈迦ヶ鼻沖・備讃瀬戸産標本との違いは野尻湖産標本ほど大きさと形態の面で明瞭ではない.

収録刊行物

  • 地球科学

    地球科学 54 (4), 252-256, 2000

    地学団体研究会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (11)*注記

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