Food intake regulation by hypothalamic AMPK
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- Minokoshi Yasuhiko
- 生理学研究所 発達生理学研究系 生殖・内分泌系発達機構研究部門 総合研究大学院大学 生命科学研究科 生理科学専攻
Bibliographic Information
- Other Title
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- 視床下部AMPキナーゼによる摂食調節機構
- シショウカブ AMP キナーゼ ニ ヨル セッショク チョウセツ キコウ
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Abstract
AMPキナーゼ(AMP-activated protein kinase: AMPK)は,酵母から植物,哺乳動物に至るほとんどの真核細胞に発現するセリン・スレオニンキナーゼである.AMPKは,細胞内エネルギーレベルの低下(AMP/ATP比の上昇)およびAMPKKによるリン酸化によって活性化し,代謝,イオンチャネル活性,遺伝子発現を変化させてATPレベルを回復させる.このことからAMPKは, “metabolic sensor” または “ fuel gauge” と呼ばれている.また,近年の研究により,AMPKは,メトホルミンなどの糖尿病治療薬,運動,レプチンやアディポネクチンなどのホルモン,自律神経によって活性化して,糖・脂質代謝を調節することが明らかとなった.さらに,視床下部AMPKが摂食を調節することも示された.AMPKは,様々なイオンチャネル活性を制御するとともに,遺伝子発現を調節する.従って,これらの機能を介して神経活動を制御し,摂食を調節することが考えられる.しかし,最近の研究によると,AMPKが末梢組織と同様に,神経細胞においても脂肪酸代謝を変化させ,これを介して摂食を調節することが明らかとなった.視床下部AMPKは,栄養素やホルモン,神経伝達物質からの情報を,神経細胞内での代謝変化などを介して統合し,摂食行動を制御している.
Journal
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- Folia Pharmacologica Japonica
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Folia Pharmacologica Japonica 137 (4), 172-176, 2011
The Japanese Pharmacological Society
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679251176576
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- NII Article ID
- 10029417512
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- NII Book ID
- AN00198335
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- ISSN
- 13478397
- 00155691
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- NDL BIB ID
- 11059531
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed