可逆的可溶化—不溶化が可能なジスルフィド架橋ポリスチレン担体の合成

書誌事項

タイトル別名
  • Synthesis of Reversibly Soluble-Insoluble Polystyrene Supports with Disulfide Cross-Linkage

この論文をさがす

抄録

懸濁重合条件下,スチレンとビス(4-ピニルベンジル)ジスルフィド(1)との共重合反応により不溶性の架橋ポリスチレン(2)を収率70%で得た。ポリスチレン2はTHF中,トリブチルホスフィン—水で処理することによりチオール基を持つ可溶性共重合体3となり,続いてアセチル化による保護により可溶性共重合体(4)を得た。不溶性の架橋ポリスチレンを再生するためにNaBH4によりチオール基を脱保護した後,生じたチオールをヨウ素により酸化することにより球状の不溶性高分子を再生した。

収録刊行物

参考文献 (36)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ