書誌事項
- タイトル別名
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- Preparation and Adhesive Property of One Component Epoxy Adhesives Chain extened by Polyurethanes Made from Polyoxypropylene Glycols
説明
分子量の異なるポリオキシプロピレングリコール(PPG)をソフトセグメントとするウレタンプレポリマーと水酸基を有する2種類のビスフェノールA型エポキシ樹脂の混合物を反応させ,PPGウレタン鎖延長エポキシ樹脂を調製した。その樹脂をジシアンジアミド硬化系の一液性接着剤とし,その硬化物の諸物性とそのPPGウレタンプレポリマーの分子量との関係を検討した。PPGウレタンブレポリマーの分子量により接着物性,破壊靭性及びモルホロジーに大きな影響を与えることを認めた。二官能PPGを原料として用いた場合,分子量が1000,2000,3000と増大すると共にエポキシ樹脂に対する相溶性が低下し相分離しやすくなる傾向であるが,分子量2000系が最も接着強度が高いことを認めた。また,三官能PPG3000系は二官能PPG2000系と同レベルの接着強度及び類似のモルホロジーを示すことから,PPGウレタンプレポリマーのイソシアナート当量も重要な因子であると考えられる。
収録刊行物
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- Journal of The Adhesion Society of Japan
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Journal of The Adhesion Society of Japan 37 (7), 259-265, 2001
一般社団法人 日本接着学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679252178432
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- NII論文ID
- 130004708049
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD3MXlvVOksL4%3D
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- ISSN
- 21874816
- 09164812
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可