書誌事項
- タイトル別名
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- The biomarker for CKD: urinary L-FABP ― from molecular function to clinical significance
- CKD バイオマーカー : ニョウチュウ L-FABP : ブンシ キコウ カラ リンショウテキ イギ マデ
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抄録
慢性腎臓病(chronic kidney disease:CKD)の予後推定,モニタリング,早期治療を実現する新しいバイオマーカーとして尿細管間質障害の程度を反映する尿中L-FABPに期待が寄せられている.L-FABPは腎機能障害の破綻の結果を反映するものではなく,虚血・酸化ストレスにより尿中に漏出されるため,これまでの腎機能マーカーとは異なる機序により腎機能障害を検出する新しいバイオマーカーといえる.本稿では尿細管虚血ストレスマーカーL-FABPに焦点をあて,分子機構について概説するとともに腎疾患マーカーとしての有用性とその臨床的意義について紹介したい.
収録刊行物
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- 日本薬理学雑誌
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日本薬理学雑誌 146 (1), 27-32, 2015
公益社団法人 日本薬理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679252224128
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- NII論文ID
- 130005087192
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- NII書誌ID
- AN00198335
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- ISSN
- 13478397
- 00155691
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- NDL書誌ID
- 026595118
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- PubMed
- 26165339
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可