長崎大学が行う創薬オープン・イノベーションへの取り組み

書誌事項

タイトル別名
  • Medical open innovation initiative in Nagasaki University
  • 創薬シリーズ(7)オープンイノベーション(26)長崎大学が行う創薬オープン・イノベーションへの取り組み
  • ソウヤク シリーズ(7)オープンイノベーション(26)ナガサキ ダイガク ガ オコナウ ソウヤク オープン ・ イノベーション エ ノ トリクミ

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説明

アカデミア創薬の環境はこの10年で大きく変わった.それでもアカデミアの創薬は大きな困難を伴う.最大の問題点は,製薬企業が評価を行うことができるまで創薬開発を進めていくことは,ひとつの研究室だけでは非常にハードルが高いことである.創薬のターゲット候補の発見,スクリーニングによる候補化合物の同定,最終的な薬物候補への最適化,臨床研究という創薬に必要な多くの過程をひとつの研究室で行うことは不可能に近い.もしもひとつの創薬シーズにおいて,多くの専門家,研究室が参加することができれば,アカデミアの創薬開発は大きく進むだろう.こういった状況の中で,長崎大学が創薬に対してどのようにオープン・イノベーションに取り組んでいくかを紹介する.

収録刊行物

  • 日本薬理学雑誌

    日本薬理学雑誌 146 (6), 327-331, 2015

    公益社団法人 日本薬理学会

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