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- 岸田 友紀
- 大阪大学大学院 医学系研究科 漢方医学寄附講座
書誌事項
- タイトル別名
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- The efficacy of Kampo medicine for the diseases and joint pain
- ホネ カンセツ シッカン ニ タイスル カンポウヤク ノ リエキセイ コウカ
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抄録
骨関節とは,身体運動に関わる骨・筋肉・関節・神経などの総称を指す.骨関節疾患に関連した様々な症候のうち,漢方薬が適応となるのは,変性疾患・骨量低下・筋肉の減弱・神経活動の低下などを基盤としており,その多くは疼痛が慢性化している.骨関節疾患には,炎症・熱感を生じるものと,冷えによって増悪するものの両者が存在する.漢方薬の利点として,生薬の組み合わせを工夫することで体感温度を変化させ,これらの症状に対処できることが挙げられる.また,漢方薬は,多種類の生薬を組み合わせた薬剤のため,多彩な薬効を示す.そのため,主訴だけではなく,時には患者が意識していなかった心身の不具合を改善したり,一剤で多岐にわたる症状を改善したりすることが可能である.これも,骨関節疾患に漢方薬を応用する利点となる.本稿では,個々の症例を通して,骨関節疾患に漢方薬を使う意義についてまとめる.
収録刊行物
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- 日本薬理学雑誌
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日本薬理学雑誌 143 (2), 69-72, 2014
公益社団法人 日本薬理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679253090560
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- NII論文ID
- 130003391426
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- NII書誌ID
- AN00198335
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- COI
- 1:STN:280:DC%2BC2cvlvVOrsw%3D%3D
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- ISSN
- 13478397
- 00155691
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- NDL書誌ID
- 025182069
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- PubMed
- 24531899
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可