大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE) ~現在の活動と将来の展望~

  • 守屋 文葉
    国立情報学研究所学術基盤推進部図書館連携・協力室
  • 今村 昭一
    国立情報学研究所学術基盤推進部図書館連携・協力室
  • 柴田 育子
    一橋大学学術・図書部学術情報課
  • 尾城 孝一
    国立情報学研究所学術基盤推進部図書館連携・協力室

書誌事項

タイトル別名
  • Current activities and future prospects of JUSTICE
  • ダイガク トショカン コンソーシアム レンゴウ(JUSTICE) : ゲンザイ ノ カツドウ ト ショウライ ノ テンボウ

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説明

<p>大学図書館コンソーシアム連合(略称,JUSTICE: Japan Alliance of University Library Consortia for E-Resources)は国立大学図書館協会コンソーシアム(JANUL コンソーシアム)と公私立大学図書館コンソーシアム(PULC)との連合による新たなコンソーシアムとして,2011年4月1日に発足した。JUSTICEの活動の重点は,2つのコンソーシアムを統合したことによる交渉力の増強を背景とした出版社交渉を通じて,電子ジャーナルをはじめとする電子的な学術情報の共同購入(共同ライセンシング)を推進することに置かれているが,それにとどまらず,電子リソースの管理と提供のための基盤整備,ナショナルコレクションの拡充,長期保存とアクセス保証,及び人材育成といった幅広い活動も視野に入れている。本稿では,JUSTICE誕生の背景,経緯,及び現在の活動状況について概観し,さらに将来的にJUSTICEが目指している方向についても触れる。</p>

収録刊行物

  • 大学図書館研究

    大学図書館研究 93 (0), 42-51, 2011-12-31

    国公私立大学図書館協力委員会

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