作物の形態研究法:マクロからミクロまで 植物細胞死の検出法
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- 山田(川合) 真紀
- 東京大学分子細胞生物学研究所
Bibliographic Information
- Other Title
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- サクモツ ノ ケイタイ ケンキュウホウ マクロ カラ ミクロ マデ ショクブツ サイボウシ ノ ケンシュツホウ
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Abstract
動物ではプログラム細胞死の一形態としてアポトーシスの研究が進められている.アポトーシスの特徴とされるのはクロマチン凝縮やDNAの規律ある分解等で,これらの変化を伴うプログラム細胞死を称してアポトーシスと呼ぶ.植物においても発生段階や環境ストレス下で細胞が死ぬ際に,アポトーシス様の変化が起きることが報告されており,進化的に保存された共通の機構が存在すると考えられる.アポトーシスを起こしている細胞の検出には,細胞の生死判別法と,さらに分子的指標とされるDNAラダー化や断片化の検出法を併せて用いることが必要である.ここでは,細胞の生死判別を行う為のエバンスブルー染色法と,DNAのラダー化の検出法,さらにTUNEL法によるDNA断片化の同定法について概略を述べる.
Journal
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- Japanese Journal of Crop Science
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Japanese Journal of Crop Science 75 (2), 226-228, 2006
CROP SCIENCE SOCIETY OF JAPAN
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679259655936
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- NII Article ID
- 130004461682
- 10021057950
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- NII Book ID
- AN00189888
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- ISSN
- 13490990
- 00111848
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- NDL BIB ID
- 7917891
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed