-
- 関 礼子
- 立教大学社会学部
書誌事項
- タイトル別名
-
- ブンヤベツ ケンキュウ ドウコウ カンキョウ シャカイガク ノ ケンキュウ ドウコウ 2001ネン カラ 2003ネン オ チュウシン ニ
- 2001年から2003年を中心に
この論文をさがす
説明
日本での環境社会学という学問の制度的形成は, 1990年の環境社会学研究会設立に遡ることができる.農村社会学, 公害問題研究, 社会運動研究など, 個々の視点から環境にアプローチしてきた諸研究が, 環境社会学という新たな領域に焦点を結んだ年であった.それから僅か2年後, 国際的にも国内的にも環境に対する関心が高まった1992年に環境社会学会が創設された.以後, 環境社会学は, 実証研究の積み重ねによる理論形成と環境問題解決への志向性を特徴に展開をみた.<BR>本稿では, はじめに環境社会学の学問的特徴は何か, どのような理論の体系化がみられるかについて論じる (1-2節).そのうえで, 近年の環境社会学の研究動向を, 公共性, イデオロギー, ローカルとグローバル, 格差と差別という, 相互に関連する4つのテーマから掘り下げて論じてゆく (3-6節)
収録刊行物
-
- 社会学評論
-
社会学評論 55 (4), 514-529, 2005
日本社会学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679271772672
-
- NII論文ID
- 110001140015
-
- NII書誌ID
- AN00109823
-
- ISSN
- 18842755
- 00215414
-
- NDL書誌ID
- 7393123
-
- 本文言語コード
- ja
-
- 資料種別
- journal article
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可