異なる臨床像を呈した単発性陰部平滑筋腫(Solitary Genital Leiomyoma)の2例

書誌事項

タイトル別名
  • Two Cases of Solitary Genital Leiomyoma with a Different Appearance
  • 症例 異なる臨床像を呈した単発性陰部平滑筋腫(Solitary Genital Leiomyoma)の2例
  • ショウレイ コトナル リンショウゾウ オ テイシタ タンパツセイ インブ ヘイカツ キンシュ Solitary Genital Leiomyoma ノ 2レイ

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抄録

症例1は56歳の男性。左陰嚢部に無痛性で皮膚常色の結節を自覚し,徐々に増大した。症例2は54歳の男性。左陰嚢皮下に無痛性で可動性のある結節を自覚し,徐々に増大した。臨床像は異なるものの,病理組織学的には2例とも好酸性の細胞質を有する紡錘形細胞の密な束状増殖からなり,明瞭な花むしろ様構造(storiform pattern)がみられ,単発性陰部平滑筋腫(solitary genital leiomyoma)と診断した。いずれも外科的に切除を行い,術後の再発は認めていない。

収録刊行物

  • 西日本皮膚科

    西日本皮膚科 69 (4), 392-395, 2007

    日本皮膚科学会西部支部

参考文献 (13)*注記

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