分析化学における数値の取り扱い
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- UEMOTO Michihisa
- 東京都立産業技術研究センター城南支所
Bibliographic Information
- Other Title
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- 分析化学における数値の取り扱い(ヘッドライン:化学と数学の接点)
- ブンセキ カガク ニ オケル スウチ ノ トリアツカイ
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Description
「はかる」という行為は我々の日常生活に深く浸透しており,それが正しいという前提で世の中が成り立っている。自然科学においても,あらゆる測定に数値はつきものである。しかし,正しくはかることは決して容易ではない。また分析化学において,測定値が分析値であると思っている人が多い。測定値とは実験者がはかって得た数値にすぎない。それらに様々な検討を加えて,測定値の信頼性を考察して数値を丸めて整理し,最終的に提示するのが分析値である。測定値を分析値にするのは実験者の仕事である。
Journal
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- CHEMISTRY & EDUCATION
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CHEMISTRY & EDUCATION 59 (9), 442-445, 2011
The Chemical Society of Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679282268672
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- NII Article ID
- 110008898470
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- NII Book ID
- AN10033386
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- NDL BIB ID
- 11247973
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed