材料の制振機能と制振合金(ヘッドライン:新しい機能性を有する金属材料)

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タイトル別名
  • 材料の制振機能と制振合金
  • ザイリョウ ノ セイシン キノウ ト セイシン ゴウキン

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説明

自動車や機械などの振動・騒音問題に対して,制振材料の適用は最も直接的な対策と言われている。材料の制振機能とは,振動応力から材料の振動系に伝達された力学エネルギーを吸収する能力である。通常,振動応力の位相に対して,材料に生じた歪み応答の位相遅れで,材料の制振機能が評価される。高い制振機能を有し,さらに構造材料として必要な強度・剛性などの力学性質を備える材料が制振材料の開発目標である。これまで,数多くの樹脂複合型制振材料や制振合金が開発されてきたが,優れた制振性能と高い強度・剛性のバランスを示す制振合金の開発が,より一層注目を集めている。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 55 (9), 442-445, 2007

    公益社団法人 日本化学会

参考文献 (6)*注記

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