包接の化学
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- MIYAKE Muneharu
- 日本大学薬学部
Bibliographic Information
- Other Title
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- 包接の化学(ヘッドライン:包接化合物の基礎と応用)
- ホウセツ ノ カガク
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Abstract
生体内で起こっている化学反応,例えば酵素反応や抗原抗体反応はきわめて能率的,選択的に行われている。これらの反応が行われるには分子認識が必須である。これらの高能率的,選択的分子認識は,人工的につくり出すことが可能であれば,さまざまな生体反応の解明や創薬化学の発展に寄与できる。このような見地から種々の分子やイオンをゲストとして,分子認識機能を持つ包接錯体を生成する化合物(ホスト化合物)の開発が行われてきた。本稿では,代表的なホスト化合物であるクラウンエーテル,カリックスアレーン,シクロファン,シクロデキストリンに焦点をあて,包接の化学の基礎を紹介する。
Journal
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- CHEMISTRY & EDUCATION
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CHEMISTRY & EDUCATION 60 (1), 4-7, 2012
The Chemical Society of Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679282891264
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- NII Article ID
- 110009419514
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- NII Book ID
- AN10033386
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- NDL BIB ID
- 023467235
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed