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- 加藤 雅人
- 独立行政法人文化財研究所東京文化財研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- 紙に使用された物質と紙の保存性
- カミ ニ シヨウサレタ ブッシツ ト カミ ノ ホゾンセイ
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説明
人が紙の原料を植物から取り出して紙として使用するまでの間には,様々な材料や薬品が使用される。それらの物質は,古来,より手間がかからずに,より用途に適した紙を作製するために使用してきたものであり,紙の保存性の良し悪しは考慮されていなかった。近年,酸性紙の劣化問題などから紙の保存性に着目されるようになり,紙の製造に使用された物質による劣化の促進あるいは抑制効果が,紙の劣化メカニズムと関連付けて研究され,実際の保存処理にも応用されるようになってきた。
収録刊行物
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- 化学と教育
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化学と教育 55 (2), 64-67, 2007
公益社団法人 日本化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679282982912
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- NII論文ID
- 110008732410
- 10018521020
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- NII書誌ID
- AN10033386
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- NDL書誌ID
- 8715332
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可