発光生物の光る仕組みとその利用

  • OHMIYA Yoshihiro
    国立研究開発法人産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門

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  • ハッコウ セイブツ ノ ヒカル シクミ ト ソノ リヨウ

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<p>ホタルの光に代表される生物発光は基質ルシフェリンの酸化に伴う化学反応の光である。酵素ルシフェラーゼによって効率よく光が生み出されることから冷光ともいわれる。未解明な生物発光の仕組みもあるが,8つのルシフェリンの構造が明らかとなり,それらの酸化反応を触媒するルシフェラーゼも明らかになりつつある。一方,生物発光はATPの定量化や細胞内の遺伝子発現の解析等,生命科学を支える重要な光である。</p>

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