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- 五月女 宜裕
- 理化学研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- 光学分割 : ラセミ体からエナンチオマーを分離する
- コウガク ブンカツ : ラセミタイ カラ エナンチオマー オ ブンリ スル
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説明
光学分割とは,2つのエナンチオマー(鏡像異性体)が1:1の比で混在するラセミ体から,一方のエナンチオマーを分離する方法である。19世紀中旬に,ルイ・パスツール(Louis Pasteur)が初めての光学分割を報告して以来,結晶法,HPLC法,速度論法に代表される様々な光学分割法が開発されてきた。これにより,医薬,農薬,香料や機能性材料の開発に欠かすことのできないキラル化合物のエナンチオマーを入手することが可能となった。本稿では,これらの光学分割法の歴史的な開発背景,光学分割法の原理,さらには特徴についても紹介する。
収録刊行物
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- 化学と教育
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化学と教育 63 (8), 402-405, 2015
公益社団法人 日本化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679284042496
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- NII論文ID
- 110010007063
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- NII書誌ID
- AN10033386
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- NDL書誌ID
- 026690491
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可