石油の水素化精製
-
- ISHIHARA Atsushi
- 東京農工大学工学部応用化学科
-
- KABE Toshiaki
- 東京農工大学工学部応用化学科
Bibliographic Information
- Other Title
-
- 石油の水素化精製(石油利用の化学技術)
- セキユ ノ スイソカ セイセイ
Search this article
Abstract
石油の水素化脱硫は, 石油中に多量に含まれる硫黄をあらかじめ除去する技術であり, 環境に適した燃料油を使用するために現代社会では欠かせない技術となっている。石油中には様々な硫黄化合物が含まれ, その中で最も水素化脱硫が困難な硫黄化合物はジベンゾチオフェン(DBT)類である。近年注目されている軽油の深度脱硫反応においては, 特に4位と6位がメチル基によって置換されたDBTが脱硫困難であることが示された。これはメチル基による立体障害のためにDBTのC-S結合の切断が阻害されるためである。しかし, このような化合物でもその芳香環が水素化されると脱硫が容易になる。
Journal
-
- CHEMISTRY & EDUCATION
-
CHEMISTRY & EDUCATION 46 (3), 148-151, 1998
The Chemical Society of Japan
- Tweet
Details 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679284198656
-
- NII Article ID
- 110001830075
-
- NII Book ID
- AN10033386
-
- ISSN
- 24241830
- 03862151
-
- NDL BIB ID
- 4436897
-
- Text Lang
- ja
-
- Data Source
-
- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
-
- Abstract License Flag
- Disallowed